体内に侵入し肉を食らう肉食ナマズ「カンディル」
Category : 不思議な生物

「カンディル」とは、南アメリカの熱帯地域に生息する肉食の淡水魚の総称。驚くべきは獲物の捕獲方法で、大型の魚のエラなどから体内に侵入し、肉を食らうという特徴をもっているナマズなんだ。
熱帯地域と言えばピラニアが有名ですが、実は彼らは温厚で通常人間を襲うことはないと言われているんだ。しかしカンディルの場合は違い、人間が被害を受けることもあり、現地ではピラニア以上に恐れられていることでも有名なんだ。
カンディルはアンモニアに反応することが明らかになっており、獲物である魚のエラから発生するアンモニアを感知する。そのエラから体内へ侵入し内側から食い散らかしてしまうんだ。体内へ侵入された場合、カンディルの口の構造上引き抜くことは困難と言われており、野生生物の場合、狙われたら最後ということになるんだ。
人間の場合、尿道から侵入し、膀胱に向かって逆行するため切開摘出が必要とも言われている。また、感染症を引き起こす可能性もあり、医療設備が整っていない地域で侵入された場合には命を落とす可能性もあると言われているんだ。過去カンディルによる死亡例も報告されており、大変危険な生物であることが伺えます。
また、2008年の9月ころ、インドで暮らす14歳の少年が、飼育していたカンディルを手に持ったままトイレに入り用をたしていたところ、手から滑り落ちたカンディルが尿道へ侵入、膀胱までもぐりこんでしまったという珍事も起きているんだ。医療機関へ搬送された後、尿管結石用の医療器具で摘出に成功したとのことなんだけど、尿道から魚が侵入する姿はまさに地獄。
なぜトイレにカンディルを持ち込んだのかは疑問で明らかになっていないけど、人間にとってもカンディルは脅威であることは事実のようです。
▼カンディルの捕食シーン
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